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泥沼化するのが離婚裁判の現実

離婚する場合に三つの段階があることは、意外と知られていないかもしれません。役所に離婚届を提出すれば書類が受理され、その時点で婚姻関係は解消されます。当事者同士による離婚の申し出であり、話し合った末にだした結論という形になることから、協議離婚と呼ばれる最も多い選択肢です。二人での話し合いが感情的になってうまくいかないときは、第三者を交えた離婚調停でないと話が進みません。この時点で既に離婚することそのものがこじれているのは明白ですが、調停委員という第三者が加わってもまださらにうまくまとまらない場合に残された最終手段が、離婚裁判です。家庭裁判所に白黒の決着をはっきりつけてもらおうということで訴訟を起こすわけですので、泥沼化していることは明らかと言えるでしょう。協議離婚だといともあっさりと離婚できてしまうのに対して、離婚裁判にまで至るとかなり大変な思いをするのは目に見えており、法律に詳しい相談できる人が必要です。

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